セッション04

ジェイムズは宗教のタイプを大きく二つに分けます。それは「幸せになるのに一度生まれれば十分なタイプ」そして「幸せになるには、一度の生誕では足りず、死んでもう一度生まれなければならないタイプ」です。前者を 一度生まれ型、後者を 二度生まれ型、と呼びます。
その2つの気質は、その世界観をそれぞれ異にしています。そして、それを学ぶことは、AAの持つ世界観・信仰観を理解する上で非常に有益です。
AA、ビッグブックはどのような世界観を持っているのでしょうか。それは楽天的なものでしょうか、それとも悲観的なものでしょうか。AAの人間観はどうでしょう。人間は力があり善なる存在であるとするでしょうか、それとも無力で悪に支配されたものと考えるのでしょうか。
世界観が違うと、そこから建てあげる宗教や神の概念も変わってきます。そんな、AAを理解する上でとても重要なテーマをあつかいます。