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自省録

 
『諸相』の「第二講 主題の範囲」でジェイムズは道徳家と信仰者の区別をします。そこで、理性により感情をコントロールし自律的に生きる世界観の例としてマルクス・アウレーリウスのこの本が引用されます。
マルクス・アウレリーウスはローマ皇帝であると同時に、ストア派の哲学者として扱われます。その世界観・信仰観と、回心に至るような二度生まれ型の世界観・信仰観を比べてみるのはとても有意義でしょう。
自分が今、どのような世界観を持っているのかを知ることは大切なことです。