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中庸の神学

 
イスラム教神学者のガザーリーは深刻な自己矛盾に苦悩し、そしてイスラム教神秘主義に触れて回心を経験しました。
彼は理性の限界に突き当たり、そして神を実体験したのですが、その劇的な過程はジェイムズが描いた絶望を前提にした突発的な回心と言えるでしょう。イスラム教神秘主義に触れる良書です。ガザーリーの回心の自叙伝は収録されている「誤りから救うもの」に描かれています。