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セッション10
5月の『諸相』スタディは5月6日20時から開始します。
4月は回心現象の「結果」である、「聖徳 Saintliness」を扱いました。これは霊的体験・目覚めを得るとどのように人格が変化するか、という問いに応えるものでした。
さて、ジェイムズはプラグマティズムの思想家ですので、それだけでは終わりません。その「結果」である「聖徳」には、どんな「価値(有用性)」があるのか。それをジェイムズは「聖徳の価値」の章で考察します。
回心にしても、AAの霊的体験・目覚めにしても、それらはただ一人で抱きしめて部屋にこもるような独りよがりなものではないはずです。では、それらにはどんな価値がるのか。
ジェイムズの議論を追っていきましょう。
参考資料
『宗教的経験の諸相』スタディ・ミーティング