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セッション09
4月の『諸相』スタディは4月1日20時から開始します。
やっとこさ「回心」をあつかった上巻が終わりました。
昨年の6月から上巻に入ったような記憶があるので、上巻に約9ヶ月ほどかかったことになります。実感からいくと、下巻は上巻よりもさらに内容が濃く複雑になるので、9ヶ月以上かかるんじゃないかなぁ、なんて感じています。
『諸相』全体を終わるのに約2年といったところでしょうか。月イチならこんなもんですね。
さて、下巻に入ると回心の「結果」の話になります。
上巻で人格変容を起こす「回心」はどのように起こるのかを詳述したジェイムズは、プラグマティズムの思想家にふさわしく、その次は「結果」に目を向けます。
回心を経て、人はどのように変化するのか。どのような性質が新たに人格に付与されるのか。
そういった魅力的な具体例と共に結果を見ることで、ジェイムズは「回心の価値」を描きます。ここはとてもおもしろいので、楽しみにしてください。
AAの解決である「霊的体験・霊的目覚め」を得た人は、どのように変化するのでしょうか。『諸相』を通して見ていきましょう。
参考資料
『宗教的経験の諸相』スタディ・ミーティング
